MM1 と 2 の間くらい
注文しておいた 11g 無線 LAN モジュールが届きました。
Intel PRO/Wireless 2200BG という miniPCI なもの。
交換はいたって簡単。
キーボード側のパネルをあけたら、まず標準の無線モジュールからアンテナ線(2本)を外します。
付け根がコネクタになっているので、上に引っ張るだけで簡単に外れます。
とはいえ、線を持って引っ張ることは避けた方がいいでしょう。
そしてモジュールの左右を押さえているプラスチックの部分を左右に押し広げてモジュールを引き起こします。
30 度くらいの角度まで起こしたら引き抜けるようになるはずです。
次に 2200BG モジュールを先ほどと逆の手順でセットし、アンテナ線をつなげます。
アンテナ線はどっちがどっちでもいい気がしますが、私は白い方を左にしました。
PC 本体を元に戻して完成。
Windows を立ち上げるとドライバを要求してくるので、付属の CD-ROM からインストールします。
ついでに Intel PROSet for Wireless software もインストールしておきました。
そして接続テスト・・・なのですが、あいにくアクセスポイントがまだ 11b にしか対応していないので 11g の恩恵にはあやかれません。とりあえず 11b では正常に動作してます。
さて、2200BG に交換すると、MM1 の無線 ON/OFF キー([Fn]+[F1])が効かなくなります。
押してみると無線のインジケータ LED は点いたり消えたりするのですが、実際には動作しっぱなしです。
PC の特性上、バッテリを気にして頻繁に無線を ON/OFF する使い方が多いと思います。
これがキー操作でできないとすごく不便になるのでは・・・と思いましたが、Intel PROSet software のアイコンがタスクトレイに常駐し、ここから手軽に ON/OFF できるので、さほど不便は感じていません。
なお、この方法で ON/OFF すると本体側の無線 LED も連動して ON/OFF します。
てなわけで、無事に完了した(と思われる)MM1 の 11g 化ですが、今回利用した Intel 2200BG というのは本来 Centrino なシステム向けに存在する様です。
そんな 2200BG を搭載する Crusoe な PC。
なんだか、趣があるというか、節操がないというか・・・。