« そわそわ | メイン | ブラウザの進化と共に(2/2) »

ブラウザの進化と共に(1/2)

私がインターネットを利用し始めた 1997 年頃、主流のブラウザといえば Netscape でした。
HTML のバージョンも 2 とか 3 とかで、CSS の規格はあったかもしれませんがサポートされていませんでした。
そのころから比べると、ブラウザの表現力は飛躍的に向上し、また本来の Web ページの閲覧という枠を超えて多機能になっています。

私も当初は Netscape ユーザでした。
当時はもっぱら学校の端末室(PC ではなくて X 端末が並んでいたので「端末室」なのです)でネットサーフィン(死語)をしていました。
X 端末というからには、UNIX 環境を使っていたわけです。GUI なブラウザの種類も今より少なかった当時、Mosaic ではいくらなんでも時代遅れでしたから、Netscape を使わざるを得なかったと言う方が正しいかもしれません。

UNIX ばかりでなく、Windows の世界でも Netscape の方がメジャーな時代でした。
Netscape は有料でしたが、メーカー製 Windows PC には大抵バンドルされていたので、わざわざ買ったという人はあまりいないでしょう。
Internet Explorer も 2.0 くらいのが入っていましたが Netscape と比べると表現力は雲泥の差。まともに使った覚えがありません。