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CD Audio to MP3 helper script "cdam" 1.0 preview

先日の「FreeBSD 環境専用の、CD のオーディオトラックを一発で MP3 に変換する Perl スクリプト」を暫定公開します。名付けて "cdam" 。ひねりはありません。

>> download "cdam"

必要なもの:
FreeBSD 4.x (4.10-RELEASE)
cdcontrol (2.0)
dd
Perl おそらくバージョン5以降 (5.005_3)
gogo (2.39)
CD-ROM ドライブ

使い方:
1. CD の各トラックに相当するデバイススペシャルファイルを作成します。
root になって、

# cd /dev
# sh MAKEDEV acd0t50

これは ATAPI 接続の1つ目の CD-ROM ドライブに対し、50 トラックまでのデバイススペシャルファイルを作成するという意味になります。

2. FreeBSD では CD-ROM デバイスをオープンできる権限が必要です。
通常、CD-ROM デバイスは operator グループに属していると思いますので、
作業を行うユーザを operator グループに入れておきます。
/etc/groupoperator で始まる行の末尾に、",ユーザ名" を追加して再起動しましょう。

3. 上記の「必要なもの」を準備します。
足りないソフトウェアは ports にてインストールしておきましょう。

4. ダウンロードしたファイルの設定部分を、ご自分の環境に合わせて編集します。
初期値は、ほぼ FreeBSD 4.10-RELEASE での標準のパス名になっていますが、
gogo については ports からインストールした場合のデフォルトのインストール先になっています。

5. 編集が終わったら、このファイルに実行許可を与え、パスの通ったところにファイル名 "cdam" でコピーします。

6. CD-ROM ドライブに音楽 CD を挿入して、

% cdam

とすると、カレントディレクトリにコピー&エンコードされます。

なお、いくつかコマンドラインオプションもあるので、

% cdam -h

として参照してください。

不具合などありましたらご報告頂けると幸いです。

コメント

なんて親切なコメントのついたスクリプトなんでしょう。
Cのソースもかくありたい物です。

> コメント
たった 200 行弱のスクリプトですからね。
というか Perl ってコメント書いとかないと自分が困る(´д`;

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